寄付。

先程のエントリーでは今後のNPO法人Yokotterの活動について書きました(こちら)。

寄付の使い道についてこちらで記していきたいと思います。

まず、これからの私達の収益は下記のものが想定されています。

  1. ソーシャルメディア講習会事業(企業および公的機関向け)
  2. Ustream配信事業(年間委託およびイベント等)
  3. ソーシャルコミュニケーションデザイン事業(企業向けのSNS設計)
  4. 補助金等

これまでの事業のみであれば事務局も不要でしたので上記でやってこれましたが、より良い事業を行っていくにあたり事務局を構えることにしました。また、「よこまき。」に関しましては新しく任意団体として独立するため、NPO法人の収益事業ではなくなっています。

私達は、近い将来補助金に依存した事業は行えなくなるものと考え補助金は初期投資のみにあて、ランニングコストには使用しない方針でおります。

この度、募る寄付に関しましては

  1. 「よ。組」事業
  2. 街歩き活性化事業
  3. 全ての運営費及びその他の事業

上記にあてられます。

主に不足するのは、補助金などがあてられない、人件費です。ソーシャルビジネスを拡大し、雇用を増やしていきたいと思っております。

地域を想う方々にTwitterなどで「隙間時間」を寄付していただいております。本当に感謝しています。今、地域は人口減少の中で新しい幸せをつかむ術を模索しています。

横手・秋田を想ってくださる方々の気持ちが横手に伝わり、それが花を、笑顔を咲かせるように精一杯努力してまいります。これからもご支援宜しくお願いいたします。

NPO法人Yokotter理事長

細谷拓真

NPO法人Yokotter。

NPO法人Yokotterでは寄付を募ることになりました。ここに至った経緯をご説明したいと思います。 *寄付サイト→こちら

私が高橋淳(副代表)とYokotterを起ち上げたのは2009年12月22日。

「Twitterで街おこしをしたい!」

県外に住む秋田県出身の先輩方、そしてTwitter創世記時代を楽しむ多くの方々から応援の声をいただきました。たった二人のスタートでしたが、「秋田県横手市をTwitterで街おこし」のフレーズは数分以内に全国に轟いていきました。

そして、12月30日の第一回会議。

私が掲げたグランドデザインは「この街でこどもを育てたい!と言われる街づくり」

出席者2人の予定が、25名となり(横手市外からが1/3)、Ustreamでの参加者も数十人と想像を超えるものとなりました。その会議に参加してくださった方々とは今でもつながっています。

ただし、そのつながりは束縛や契約とは全く異なり、見据える先を共感しあい、この大航海の行く先を約束したという気持ちにすぎません。私達は組織ではない。それぞれが小さな船を出し、歩み始めました。

その中で、2010年7月1日、NPO法人Yokotterを設立。

真剣だということ。このグランドデザインは信頼に足るものだと理解されることを目指し、設立しました。

私達の戦略は「強みの結集」でした。世界最先端をいく人口減少と少子高齢化。その中で互いに奪いあうのではなく、外需獲得に向け強みを結集しよう。そして、そのにぎわいと笑顔をTwitterにのせて、全国に発信しよう。そう思っていました。

Twitter「 #yokote 」の流れはもう途切れない立派な川になりました。数百人の方々がゆるやかにつながっています。ソーシャルメディア上だけではなく、数々のリアルイベントを行い、確かな絆もつくってきました。そして、それは全国に広がり、毎日の笑顔が少しだけ増えたものと信じています。

そして、現在。私達の活動は次のステージに進もうとしています。ソーシャルメディアで街おこし、よこまき。、これらのプロジェクトはNPO法人Yokotterから自立し、街のものとなりました。私達はこの2年間で傾聴してきた声を元に次の活動に注力していくつもりです。

NPO法人Yokotterの活動

  1. 【よ。組の事務局】街の中のやりたい、知りたいの声の窓口となり、ご登録いただいた強みのネットワークで人と人をつなぎ、街の活性化を目指す。
  2. 【街歩き活性化事業】今ある街の良さを再発見するために定期的に街歩きイベントを開催。
  3. 【その他の事業】動画配信やネットを使った街のPR、イベント協力・創出、SNS講習会等。

この中でも「よ。組」は私達の本来目指してきたひとつの姿です。メディアに留まらず、「」の頑張りにフォーカスしその可能性を信じる、そういった応援団をつくりたいのです。そして、街からこぼれ落ちる笑顔がより多く、大きく、素敵なものとなり、それが街に新しい活力を生む。さらにはその笑顔の種がソーシャルメディアにのって全国各地に花を咲かせる。そして出会う。そういった「人と人のつながりを強めていきたい」と思うようになりました。その中心にあるのは

人が幸せであること

です。そこには人が集まり、多くの可能性が生まれていきます。この人口減少社会で私が真っ先に始めなければいけないとと思っているのは、

自分を誇りに思う。」「街を誇りに思う。

ことができる施策。このこと、つまり

認められること」「認め合うこと

が街の文化になれば、そこにきっと花が咲くと信じています。

「よ。組」は街のクリエイター、頑張る人を応援します。クリエイターは責任を背負い頑張っています。

0から1を創りだすこと

は容易ではありませんし、最終的にはひとりがコアとなり責任を背負うのです。

  • 新しい品種を創り出した農家さん
  • 起業を考えている若者
  • 新しいイベントを考えている学生
  • 移住して農業を始めたいという移住者
  • 子育てサークルを運営するママさん

この他にも、大きい小さいに関わらず背負っているクリエイターは沢山いるはず。

「よ。組」ではこの1を創り出した人を応援し、1が10、そして100になるようにしたい。1を創りだす人が増える環境も整えていきます。この「よ。組」はあらゆる個人・企業・組織・公的機関・任意団体で形成していきます。市内の人に留まりません。

全てのクリエイターを支援する訳にはいきませんが、事務局である我々がコーディネートやコーチングを進めプロジェクトとしていきます。そして、そのプロジェクトを背負うクリエイターに投資する人達をマッチングします。

ここでいう「投資」とは資金だけではなく、「技術」「知識」「時間」「人脈」「場」「環境」「情報」など多岐にわたります。多くの強みがそれぞれのクリエイターにフィットすればものすごいチカラになると思います。

資金のマッチングの好例は「Ready for」です(サイトはこちら)。この地方ローカル版、そして資金以外の強みも集まる、プロボノマッチングのような応援団をつくっていきたいと思います。

「よ。組」のグランドデザインは

夢が叶う街 – 横手・秋田

です。横手に限らず、いずれは秋田・全国にこの活動がプラットフォームとして広がることを期待して、走り始めます。

この「よ。組」の事務局をNPO法人Yokotterが担当いたします。

共感していただける方は是非、寄付・よ。組へのご登録宜しくお願いいたします。

なお、「よ。組」の登録は無料メルマガ登録となります。

  • クリエイターとして、相談したい方
  • イベント情報や街の動きが知りたい方
  • プロボノとして応援したい方
  • CSRとして支援したいという企業の方

はお気軽に yokotter@gmail.com までご連絡ください。メールマガジンの最初の発行は春を予定しています。

実際のプロボノ活動やボランティアの参加は下記のようなイメージになりますので、一度入ると抜けられないということは一切ありません。ご安心ください。

  • 週に2-5時間程度の活動。
  • 3-6ヶ月以内で必ず終了する。
  • チームで取り組みます。
  • 継続して欲しいと引き止めない。

どうかNPO法人Yokotterへの寄付、および「よ。組」へのご登録宜しくお願いいたします。

寄付サイトは → こちら

「よ。組」登録は→ yokotter@gmail.com まで。チラシPDFは → こちら

*寄付の使い道について新しいエントリーを作成しました→ こちら

秋田県Facebook利用者数。

特に理由もなく県内のFacebook利用者数などの統計をとってみました。

ご参考になれば。 *カッコ内は人口比率(利用者数/市民数)です。

秋田県Facebook利用者数12300人(2012年1月25日現在)

  • 秋田市 7520人(2.33%)
  • 横手市 940人(0.97%)
  • 大館市 520人(0.67%)
  • 大仙市 480人(0.55%)
  • 由利本荘市 340人(0.40%)
  • 能代市 320人(0.55%)
  • 湯沢市 300人(0.60%)
  • 鹿角市 200人(0.59%)
  • 男鹿市 160人(0.51%)
  • 北秋田市 140人(0.39%)
  • 潟上市 140人(0.41%)
  • 仙北市 140人(0.48%)
  • にかほ市 80人(0.29%)
東北地方Facebook利用者数136420人(2012年1月25日現在)
  • 青森県 21280人(1.56%)
  • 岩手県 14220人(1.08%)
  • 秋田県 12300人(1.15%)
  • 山形県 15280人(1.32%)
  • 宮城県 45840人(1.97%)
  • 福島県 28580人(1.44%)
秋田県Facebook利用者構成
  • 秋田県12300人(男7380・女4720)
  • 13-18歳 740人
  • 19-29歳 4400人
  • 30-39歳 3360人
  • 40-49歳 2460人
  • 50-59歳 980人
  • 60歳以上 340人。
横手市Facebook利用者構成
  • 横手市940人(男620・女320)
  • 13-18歳 60人
  • 19-29歳 180人
  • 30-39歳 300人
  • 40-49歳 200人
  • 50-59歳 100人
  • 60歳以上 60人
なお、上記は本日私がFacebookページ広告の機能を用いて算出したデータです。
再検索しますと多少、数にブレがあるようです。総和数も正確ではないようです。
ご注意ください。
下記が参考になると思いますのでよかったらご覧ください。

場。

コンテンツ投稿とコミュニケーションの場が明確に分かれてきている。その「間=メディア」も楽しめるようになっている。SNSはレッドオーシャンではなくなり始めている。FacebookとGoogle+はどちらも有効に活用できると思うのだ。

自分オリジナルのコンテンツ、面白い他人のコンテンツシェアなどが投稿にあたる。

コミュニケーションの場とはつまり、じぶんのつながりの集合。

サッカー日本代表の試合のパブリックビューイングをイメージしてもらえるといいかもしれない。共感できるコンテンツを一緒に見ながら、ネタにしながら周りで盛り上がる、議論する。

これがコンテンツと場の関係なのだと思う。自分の興味はひとつではない。サッカー日本代表だけではない。実社会でもみんな自分のつながりをいくつか用意している。これからはSNS内のソーシャルグラフも自然といくつか用意していくことになる。

Ustreamだけではない。TwitterもFacebookももはや素晴らしいモバイルアプリのおかげで「場 = ソーシャルグラフ」としてのみ機能している。

iPhoneアプリのPathはさらにその間に「強いつながりのソーシャルグラフ」を挟むことに成功している。

これからは、自分好みのソーシャルグラフを複数用意して、コンテンツ投稿は時代に合わせた優れたアプリを使う時代に急激に移ると思う。

また、場だけを楽しむこともできる。

このあたりのことは、また後日書こうと思います。

接点。

横手の元気があふれてきた。。すっごいなぁ。。

ソーシャルメディアがあーだこーだとか関係ないよね、やっぱり。

結局は「人」だ。

人に触れられる接点と機会が増えた。それが革命。すごいことだけど、それ以上にはなれない。

あとはそこにちょっとした勇気。そして、スペース。

先輩が若い後輩達にスペースを創ってくれる。横手に帰ってきてよかった。

私は責任だけとる。

毎日が楽しいよ。この時代に生まれて良かった。