あきたびじょん。

NPO法人Yokotterはソーシャルメディア型あきたびじょん展開業務の委託を受けることになりました。2013年2月までの事業です。

これに伴いまして5月より下記の2名を緊急雇用で雇用しております。宜しくお願いいたします。

なぜ、この業務委託を受けようと思ったかについて少しだけ。

秋田県ではあきたびじょんは下記のように説明されています。

秋田には日本が失いつつあるニッポンの本当の良さが、大切に受け継がれ、残されています。「あきたびじょん」には、人間が暮らしていく上で必要なもの、「本当のユタカさ」が秋田にはある。こうした足元にある秋田の良さを秋田県民自身が認識し、 誇りをもって、前へ、未来へ進もう、「足元を見つめながら前へ!」という意味が込められています。

私達はここ数年、「県民、その他の人々、ひとりひとりが想う秋田」をSNSを通して毎日見聞きしてきました。

「秋田が好き」「秋田のここが改善すればいいな」と想う時に「心に浮かぶ表情や情景」、そして「その想いの強さ」こそが「あきたびじょん」なのではないか、そう思うようになりました。

もちろん、あきたびじょんに決まりはありません。ただ、「共感や感情が伝播する」SNSにおいてはこの想いは本当に重要だと思います。私達のこれまで培ってきた経験を用いることで、この「人々の秋田への想い」に迫り、世界に届けたい。このような想いからあきたびじょんを展開して参ります。
その場所に辿りつくまでに様々な道があると思いますし、1年 で終えるようなものとは考えていません。

ソーシャルメディアにおけるあきたびじょん展開で最も重要な点は「本当のユタカさ」とそこに住む、もしくは訪れる「人」とをつなげる「心の表情と情景」を伝えることにあると考えます。梅原真氏が展開するポスターでも「人」の重要性は非常に大きくとりあげられており、「秋田と人を結ぶコミュニケーションデザイン」を行うという点では、紙媒体とインターネットデジタル媒体という違いはあれどデザインの方向性は同じと考えています。 ソーシャルメディアツール(Twitter、Facebook、Ustream、YouTube等)も、現在、最も有効なツールであるに過ぎず、その本質は

「コミュニケーションデザイン」

にあります。

本事業では、そのツールを展開する、もしくは全県に広げることは二次的な目的に過ぎず、将来、利用するツールが変わったとしても失われない「つながり」、「秋田ファン」を獲得することが最大の目的と考えています。具体的には県民および県外に住む秋田県出身者、潜在的な観光交流客、県内の秋田を応援する県内外の団体や企業、などのみなさんとの強いつながりを生むための「あきたびじょん」展開を行いたいと思っています。

すべての「人」は何らかの未来を担います。あきたの未来と「わたし・あなた」は別物ではなく、それぞれに含有されています。他人事から「自分事」に。

私達は秋田県内の様々なキーワード、および、あきたびじょんを日夜検索しFacebook、Twitterに投稿・引用をしております。
また、今後は取材記事を増やしてまいります。
是非下記にご協力お願いいたします。

  • 取材へのご協力
  • Twitter での「 #あきたびじょん 」をつけての写真投稿(おすすめブログや記事もご紹介お願いします。)
  • あきたびじょんネットワーク協力団体へのご登録 ( 事業終了後もネットワークを続けていきます。 yokotter@gmail.com までお問い合わせください。)

喜び。

「人生の真の喜びは、偉大だと思える目的に尽くすこと、自然の力そのものになることである。世の中が幸せにしてくれないと不平不満ばかりを口にする短気な愚かな者になってはならない」
ジョージ・バーナード・ショー

本当にそのとおりだ。
草原の中に身を置くのがあれほどまでに清々しいことと関係があるのかもしれない。

「出現する未来 」 p.161

未来。

素敵な未来のために人は投資する。
1分先、1時間先、1日先、1月先、1年先、10年先、30年先。
アイスクリームは食べてすぐ素敵な気持ちにしてくれる。
本は素敵な未来を予感させてくれる。

私は、この街は、この国はどんな未来を夢みるか。

複雑でこんがらがった糸玉ははこんな問いからほぐれ始めるんじゃないかなぁ。
彼の視線の先には何が見えてくるんだろう。
私は、その助けになりたい。

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コスト。

「私は4人こどもを育てたけど、これからの子育てはお金がかかりそうだから大変ね」
昨日、衝撃を受けた言葉。
ゲーム機。携帯。タブレット。PC。教育。
ハードウェアを更新していかなければならない時代。
それを使いこなす教育にかかる物的人的コスト。

「不足しているモノを売れば良い時代」は終わった。
これからは、企業も大きな転換点に立たされる。
モノに満ちた結果、生活が困難になる。

モノ好きな私が言うのもなんだが、このあたりに未来へのヒントがあるはず。

今でもiPhoneひとつをモニターにつないで、パソコンと同様なことはできる。
ただ、ほんの少し、使い勝手が悪い。

iPhoneをモニターや液晶テレビにつないで無線のキーボードと接続したら、iPhone自体がトラックパッドになる機構ができればパソコンは不要になる。

もちろん、iPadがそれを補うと言うがそれは企業の理由。
僕らはiPadとiPhone両方を買う必要がある。それはどうなのだろう。
買いたい人は買うが社会を変えるなら、パソコンから卒業するなら次のステップにアップルは勝負して欲しい。