最近、何度かYokotterの取材を受けていて、過去から学びを受けている。
万人向けの何かを提供してきたわけではなく、
- 参加するハードルが低い(ソーシャルメディアは無料)
- リアルな場を用意する(よこまき。やよこいち。、その他のイベント)
- 参加できない人向けのインフラやアーカイブ(Ustream・ツイキャス・ブログ)
- 持続可能なプロジェクトは残していく(よこまき。やよこいち。等)
結果的に上記のようなことの繰り返しをしてきているのだと思う。
2012年は私にとって、秘密基地MIRAIを起ち上げるためのビジョン作成の年だったのだと思う。そのために上記は仲間に全て任せてしまっていた。スキルに関しては良くなってきているが、そのフットワークの軽さは逆に重くなってしまったかもしれない。さらには下記のような変化が3年前と比べてある。
- Twitterのリアルタイム性が著しく落ちている(FBのいいね!スピードに負ける)
- ツイキャスやUSTを開始したというツイートを見逃すことが多く、定期配信しか見ない傾向がある(個人的に)
- Twitterを経ずにFacebookから入る人が増え、つながりが内向きになりがち
- Twitterで知り合って、お互いにあまり相手を知らない時点で会うことが新鮮で楽しかったが、FBにより、より深く相手を知った段階で会うため新鮮さが少ない
- FBの普及によって相手の所属が分かってしまい、会う前から、この所属の人だということが分かってしまう
- プロジェクトを進めるという目的を達成することはFBの普及によって行い易くなっていると思う
- 写真のインパクトがソーシャルメディアでかなり重要となった
- Twitter黎明期の #yokote では #yokote をつけて投稿してくれた人をすぐにフォローしていた。本当に気軽に参加できた。#yokote は誰が投稿してくれているかは分かるが、どれくらいの人が見ているかが分からない。現在はひとつのインフラとして重要なものになっていると思う。場としての機能は減少している。 街に参加しているというよりは個人と個人のつながりが強固に見える。それにももちろん良い面もあるが。
上記から考えることは
- 個人と個人をつなぐことは以前よりしやすいが、「場」と個人をつなぐことは非常に難しくなってきている
- FBのような個人同士のコミュニケーションにとられる時間が増え、「場」を意識して「場につぶやきを放り込む」ことをあまりしなくなった
- Facebookページは「場」として機能し得るが、そこにつぶやきを放り込むという形にはならない
- Facebookグループも「場」として機能し、つぶやきを放り込むこともできるが「シェア」ができない
- アーカイブとしての機能はブログがベスト。Google検索にFacebook内の投稿はひっかからない。
以上から場をつなぐ方法を模索してみたが答えは出ていない。下記を少し試してみようと思う。
- FBの投稿に #yokote をつけて Yahoo検索 をしてみる。
- Twitterを見直して、 @Yokotter8 を場アカウントして機能させる方法を考える
- 秋田ライフや横手ライフを共有するブロガー集団をつくる
- Ustreamやツイキャスを場をつなぐインフラとしてもっと配信数を増やしていく
ということで、ひとりブレストの結果、上記までは思いつきましたが、決定打とはなりませんでした。
もっと煮詰めて考えてみます。