ソーシャルシフト

ソーシャルメディアに興味のある方は当然ご存知の「ソーシャルシフト」。
実は初めて読みました。

Twitterのチカラの本質に気づき、平静を取り戻した時に読んだ、タラ・ハントさんの「ツイッターノミクス」を読んだ後と同じような気分です。自分が整理した「事の本質」を万人に伝えるということはこういうことなのかと感激しました。

ソーシャルシフトの著者、ループスの斉藤徹さんを知ったのはTwitterでした。その後、数年という時を経て、私は数回に渡り東京で開催されたループスのセミナーに通いました。セミナーに通うなどと考えたのは初めてのことでした。そこではマーケティングという私にとっては新たなマインドを取り入れる作業を学びました。ソーシャルメディアによる傾聴に関しては何も抵抗なく受け入れられた私でしたが、経済活動を通したソーシャルシフトの軸を刷り込まれた時間だったと思います。

さらにその学びから時が経ち、あえてその「知」から距離をおいてソーシャルシフトが何たるかを自分で考えてきました。そのチカラを整理し、平静を取り戻しました。そこでやっとこの本を開きました。そこには遠回りをして体系化した自分の考えと一寸も離れること無く、かつ、それに大いなる肉付けをしてくれる言葉がならんでいました。

最新作の「BE ソーシャル!」も続けて読もうと思います。

Facebookのセミナーに3回行く暇があるならば是非、ソーシャルシフトをお読みください。10回行く暇があればツイッターノミクスもお読みください。そこには必ず訪れる未来が描かれています。理解できないし、意味も分からないという人も大勢いることも承知しています。ただ、その理解できない場所に私達は向かうのだと思うのです。

あとがきにある引用文を紹介します。

「特別な日ではなく、毎日の暮らしの中に幸せがあり、人との絆を大切に生きていきたい」という人々の気持ちだ。そこから〝Every Day Matters〟(毎日が大切)というコンセプトを