問いの複雑さから目を背け、やれること、やりたいことをする。モチベーションも高く、短命だが大きな花を咲かせる。達成感の積み重ねがいつしか不安をもたらす。それ以上に綺麗な花が咲かないことが当たり前だと思えずに。
問いは単純さと複雑さを併せ持つ。淡々とやるべきこと、やらなければならないことを日常の中に組み込む。辛いことばかりだ。まだ誰も挑んでいないスペースに走り込むしかない。
それでも失敗を繰り返しながら絡んだ糸は少しずつほどけていく。解けていく。
毎年、毎年、僕らが見られなくなってもその花は小さく凛として立つ。そんな未来が続くと信じて。