もっともっと、自分の日常を見つめないといけないな。
いつか来るその日のために毎日が過ぎていく。来るかも分からないのに。
礎は急に積み上がるものじゃない。時は刻々と過ぎていくのに。
楽しさ。幸せ。
その多様性を受け入れられる街であれば、それだけで愛すべき街なのだと思う。
いつも申し訳なく生きることは誰にもできないのだから。
公式や考え方を伝えることは難しい。問いに対する答えを求めている人は多いけれど。
空腹で困っている人にパンを与えるのではなく、小麦とパンの作り方を教えるべきだと言うのは分かるけど、それは本当に難しい。
私は日常の中に沢山の「公式」を求めてきた。そして、それを利用してきた。問いに対して自ら見いだした「公式」を使い、それを検証してきた。子どもを笑わせる公式もある。
学校教育の中で楽しかった授業は少ないが、物理の授業で公式の成り立ちを学ぶのは好きだった。
答えを伝えることはSNSや講演で可能かもしれないが、変化し続ける世界の中でその時々の公式を見つけ、検証する習慣をもたらすことはとても難しい。
学校教育の中で公式を使いこなすことはとても重要だとは習ったが、変化し続ける世界の中で「新しい公式」を見つける考え方は教わらなかった。
教わらなくとも身につく人もいる。しかし、少数だろう。公式を暗記して答えをミスなく出すことにばかり時間を割く学習から、「日常の中に真理(公式)を見い出す学習」と「自ら問いを立て真理を検証する学習」に大きくシフトすべきだと思う。