貢献と守り

最近は何かに合わせて自分の周りに枠を作っていく作業を繰り返している。

この枠は他者に自分を理解してもらうことに役立ち、他者を安心させる。

守るべきものを増やしていくことがそれを助長していくのだろう。

これを繰り返していると何とも言えない閉塞感が生まれる。

誰かに認められるために人は生まれたのだろうか。

この人に貢献したい。

この人の笑顔が見たい。

そう思える人がひとり、ふたりと増え、その人の笑顔を見て幸せを感じる日々。

それが幸せのひとつの情景だと思える。

その人を守ることは笑顔を生むことそのものではない。

守るべき人が増えていく社会は本当に幸せに向かうのだろうか。

子どもは守るべき人じゃない。

この子の笑顔が見たいと思える人だ。