街づくり。

今までも、これからも、私は下記のような取り組みに興味は持てないと思う。

  • イベントプラナー
  • 取材記者
  • セミナー講師

でも、Yokotterの活動で表面に見えているのは、下記なんだなぁと最近つくづく思う。

  • イベント
  • 情報発信
  • SNS講習会

私に関して言えば、特に「情報発信」が上手なわけではなく、「上手な人の力を活かす」ことに興味があるだけ。ただ、そこに利益追求をしないのがひと味違うのかもしれないけれど。

「活かす方法」は日進月歩。
でもそのツールの成長や変化が好きで興味を持てる「匠」は少ないし、全般的に考えても稀だと思う。ソーシャル屋さんやSNS屋さんなどを除けば。

「人」-「人」-「コンテンツ」
この細い線を太くしていく。これが「コミュニケーションデザイン」のひとつ。
そして、この線は「川」となり、共感を持った人々は、その周りに「村」を形成し始める。
こういった「環境・文化・街形成」を促すのがYokotterの活動なんだと思う。

「この街でこどもを育てたい!と言われる街づくり」
このグランドデザインを掲げ、2009年12月、YokotterはTwitterで街おこしを始めた。
Twitterはまさしくこの「線」であり、これはインフラになった。

「情報発信」
これをひとつの団体や大きな組織が「強い力」を持って行うのは未来を見た方法ではないと思う。
Yokotterは決して「マスメディア」を目指してはいない。

「市民ひとりひとりの力、強みを活かす」 ことを戦略の軸に、そのひとつの手段として「情報発信」を促す。

「ひとりひとりの力を信じる」

リツイート(RT)やシェアをすることが私達の役割ではなく、「情報発信」に楽しさや幸せを生むのが私達の役割。

だからこそ、私は「幸せ」の根源を知りたくなる。
そのひとつの答えがこの本にある。

 

一言で言えば、

「自分が重要視され、評価されること」

これが幸せの根源にあるのだと思う。

Twitterはこれに「リツイート」という手段を通じて応えてきたし、Facebookの「いいね!」はこれそのものである。このことは「高齢化・人口減少社会」で生きていく上で最も重要となる。ソーシャルメディアが生まれる前は「貨幣」がその役割を果たしていた。「信頼」という重要な要素も兼ね備えて。

この2年間の間にソーシャルメディアはより「一般化」されてきた。一部の感度の高い人のツールであった黎明期とは全く異なる。

「地域通貨」から「世界通貨」

になっていく過程のような「危うさ」を秘めているのである。インフラ未整備状態での「通貨統一」は地域衰退の根源のひとつだったはず。その良し悪しは別として、 「強み」は人の集まる場所、貨幣の集まる場所を目指して移動していったのである。

現在はインターネットというインフラが整備されているため、すぐに人は移動はしない。ただ、「貨幣」の魅力が減少していくに連れて、人は移動するだろう。

「信頼」は「貨幣」を離れ、 「自分が重要視され、評価される場所」に移る。そして「人も移る」。

「街づくり」とは「人づくり」であり、「信頼づくり」だと思う。
そして、その根源には「貨幣」があるのではなく、「幸せ」があるに違いない。私はそう信じ、学び続けたい。

あきたびじょん。

NPO法人Yokotterはソーシャルメディア型あきたびじょん展開業務の委託を受けることになりました。2013年2月までの事業です。

これに伴いまして5月より下記の2名を緊急雇用で雇用しております。宜しくお願いいたします。

なぜ、この業務委託を受けようと思ったかについて少しだけ。

秋田県ではあきたびじょんは下記のように説明されています。

秋田には日本が失いつつあるニッポンの本当の良さが、大切に受け継がれ、残されています。「あきたびじょん」には、人間が暮らしていく上で必要なもの、「本当のユタカさ」が秋田にはある。こうした足元にある秋田の良さを秋田県民自身が認識し、 誇りをもって、前へ、未来へ進もう、「足元を見つめながら前へ!」という意味が込められています。

私達はここ数年、「県民、その他の人々、ひとりひとりが想う秋田」をSNSを通して毎日見聞きしてきました。

「秋田が好き」「秋田のここが改善すればいいな」と想う時に「心に浮かぶ表情や情景」、そして「その想いの強さ」こそが「あきたびじょん」なのではないか、そう思うようになりました。

もちろん、あきたびじょんに決まりはありません。ただ、「共感や感情が伝播する」SNSにおいてはこの想いは本当に重要だと思います。私達のこれまで培ってきた経験を用いることで、この「人々の秋田への想い」に迫り、世界に届けたい。このような想いからあきたびじょんを展開して参ります。
その場所に辿りつくまでに様々な道があると思いますし、1年 で終えるようなものとは考えていません。

ソーシャルメディアにおけるあきたびじょん展開で最も重要な点は「本当のユタカさ」とそこに住む、もしくは訪れる「人」とをつなげる「心の表情と情景」を伝えることにあると考えます。梅原真氏が展開するポスターでも「人」の重要性は非常に大きくとりあげられており、「秋田と人を結ぶコミュニケーションデザイン」を行うという点では、紙媒体とインターネットデジタル媒体という違いはあれどデザインの方向性は同じと考えています。 ソーシャルメディアツール(Twitter、Facebook、Ustream、YouTube等)も、現在、最も有効なツールであるに過ぎず、その本質は

「コミュニケーションデザイン」

にあります。

本事業では、そのツールを展開する、もしくは全県に広げることは二次的な目的に過ぎず、将来、利用するツールが変わったとしても失われない「つながり」、「秋田ファン」を獲得することが最大の目的と考えています。具体的には県民および県外に住む秋田県出身者、潜在的な観光交流客、県内の秋田を応援する県内外の団体や企業、などのみなさんとの強いつながりを生むための「あきたびじょん」展開を行いたいと思っています。

すべての「人」は何らかの未来を担います。あきたの未来と「わたし・あなた」は別物ではなく、それぞれに含有されています。他人事から「自分事」に。

私達は秋田県内の様々なキーワード、および、あきたびじょんを日夜検索しFacebook、Twitterに投稿・引用をしております。
また、今後は取材記事を増やしてまいります。
是非下記にご協力お願いいたします。

  • 取材へのご協力
  • Twitter での「 #あきたびじょん 」をつけての写真投稿(おすすめブログや記事もご紹介お願いします。)
  • あきたびじょんネットワーク協力団体へのご登録 ( 事業終了後もネットワークを続けていきます。 yokotter@gmail.com までお問い合わせください。)