多様性をつなぎとめるもの。
それはいったいなんなのか。
熱?
楽しさ?
笑顔?
目標?
数?
箱?
肩書き?
最近は、これまで全く見ていなかったテレビを見ることが増えた。もちろん、つまらない番組も多いがボーっと見入っている自分がいる。家族とスーパーマーケットに買い物にも行く。ぼんやりとレジに並ぶ自分、他人を客観的に見ている。この視界に入るほとんど全ての人は他人であり、同じ市民であるという事実にとても不思議な感覚を覚えた。
多様性をつなぎとめるものは
「仕事」
なのではないだろうか。
仕事とはその社会に必要とされ続けなければ存在できない代物。多様な人々が「必要とされる」ことを前提として共に活動する。多様性を保ち、持続可能なものにするためには「仕事」が必要だ。「お金」ではない。仕事なんだ。
これまでの「会社」と呼ばれる形態が望ましいかは分からない。今後、必要とされる「速度」に対応できる集団であることが重要だと思う。この街で必要なこと。世界が求めていて、私達が応えられること。その両側面から考え続けなければならない。
NikonD600 AF-S NIKKOR 50mm f/1.8 – ISO100 f/2.0 1/4000 sec –